最近の自分に向けて書いた言葉の記録
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人は何か自分に良くないことが起きると、その原因を何かのせいにしたり、誰かのせいにしたりする。
でも、実際にはほとんどの原因はよくよく掘り起こしてみると、根っこの根っこは自分の中にあることが多い。
今、目の前で起こっている目に見えるものだけでものごとを判断してしまうと、そうするしか自分を救う道はないと錯覚してしまうけれど、本当に解決したいと思うなら、なぜそのことが起こったのか考えて想像して、自分自身の中にもあるかもしれない原因を探して、解決していかなくてはいけないと思う。
そうしなければ、結局ずっと今いる場所から動けずにとどまり続けることになるから。
解決する気がない間は、そこにとどまって自分を守るために何かを誰かを悪者に仕立て上げて、ただ不満を言うことしかできないのだと思う。
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私は、自分はとてもちっぽけな人間だと思う。
大きな何かを成し遂げる人でもないし、たくさんの人を幸せにする器もない。
わがままも言えば、すぐ腹も立てる。万能ではないから、人から好かれもすれば嫌われもする。
逆に人を好きにもなれば、嫌いにもなる。
でも、それを知っているからこそ、少しの幸せとほんの少し誰かの役に立てることをすることで満足して生きていられるのだと思っている。
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誰かに何かを与えられることが当たり前だと思っていると、与えてくれなければ不満を持って腹も立つ。
欲を出し過ぎると、持ち物は増える。
何も手放したくなくて両手いっぱい、背中にも背負って、頭の上にも乗っけて。
持ち物は増えれば増えるほど、身動きがとれなくなる。
それ以上持てないクセに、まだ足りないと不満を言う。たくさん持っているのだから、今度はそれを別の誰かに渡せばいい。
本当に自分が心から大切だと思えるものは手放さず大事にして、後はなるべくその時々で手放していくのが理想だと思う。
何を持つか手放すか、決めるのは自分自身だけど、自分のことを知っていないとそれすらもできない。
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いつも気がつくとしんどくなっていたり、自分の立ち位置を見失ってしまうけれど、楽に生きるためには、自分を知って周りをよく見ていないとな、と思う。
単純なのにこれがとても難しい。
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