6‐『人物』の練習をはじめました



今回も、漫画っぽい絵を描いてみたくて描いてみました。

影を細かい線で入れてみましたが、描きすぎると気持ち悪くなるし、描かなさすぎると人形みたいなのっぺりした肌になるし、加減が難しいです。

顔に線で影を入れると雰囲気は出ますが、老けた印象になりますね・・・。


ちなみに、ネットで拾ってきた坂口健太郎さんの画像を元に描きました。

造形的に描きたくなる顔です。各パーツの配置が整っているので、漫画向きなのかな?

しかし、なんだか地味~なサラリーマンみたいな感じになってしまって、全くの別人ですけど・・・(^^;


大体の絵は鉛筆で紙に下描きをした後、画像としてPCに取り込み、それをトレースしながら細かい部分を修正して描きます。

アナログだと修正に手間がかかりますが、デジタルだと簡単に目の位置を少しずらしたりできるので、便利です。


『まんがの備忘録』でいろんな漫画家の絵を模写していますが、本当に参考になります。

当然ながら、全員描き方が違うので描いていて本当に面白いです。かなり練習になります。

もっともっと描かないと上達しませんが(^^;


どのキャラも目の位置がほんの少し違ったり、瞼のカーブが少し変わるだけで別人になったりします。そんなキャラクターをいろんな角度から、いろんな表情で各シーン描いているって本当にすごいと思います。

普段、漫画を読んでいても本当に絵がうまい人ってシンプルな絵でも白黒の線と塗りだけで、ここまで表現できるのかとか、アクションが驚くほどうまい人もいます。静止画で動きを表現できるってすごいですよね。


圧倒的にうまい人の絵を見ると「私、なんで描いてるんだろう」「私が描く必要あるのか?」と思ってしまうことがあります。

でも、時々夢中になって時間を忘れて描いてしまうことがあって、そういう時に我に返りますが、「あー、描くのが楽しいから描いてたんだった。それだけだった。」って思い出します。

どんなことでも、自分よりできる人なんてくさる程います。

そう、やりたいと思える好きなことって、ただ楽しいって思えることです(^^)


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